
18山風蠱
さんぷうこ
蠱。元亨。利渉大川。先甲三日。後甲三日。(こはおおいにとおる。たいせんをわたるによろし。こうにさきだつさんじつ。こうにおくるるさんじつ。)
新風必要、三角関係、共倒れ、親の敗れを調える、年増女が若い男を誘惑、慎重に、色難、破れ腐れを正す
腐敗、蠱惑、残骸、破滅したものを建て直す。ピンチはチャンス。転んでもただでは起きない。崩れた積み木をより丁寧に積み直す。
蠱は腐敗する事を意味します。破れを繕い正しましょうという卦です。風を止める象なので、ものが腐敗します。
また、蠱という字は、お皿の上に三匹の虫がわいていることを表していますが、この3匹の虫を生き物に喩えますと、蛙、蛇、蜈蚣(ムカデ)の三竦(さんすく)みの姿となります。「蛇は蛙を制して蜈蚣を畏れ、蜈蚣はよく蛇を制して蛙を畏れ、蛙はよく蜈蚣を制して蛇を畏る、この三蟲を集めて一皿の中に置けば、各互いに相制畏して動くことなく、終に皆相斃る、これを用いて蠱毒を作る。故に凡そ色に利に術に人を惑乱して敗壊に至らしむる、之を蠱と謂ふなり」という蠱の字義がありますが、3匹が互いに恐がり身動きがとれず、止まってしまい、そのまま倒れてしまうということは、風が止まった象を連想できえますよね。また、それらを用いた蠱毒というもの、想像するだけでぞっとします。
下卦の中年女が、上卦の若い男を手練で誑かすということも表す卦ですが、惑わす、破滅させる蠱毒に当たる恐さを物語っています。しかし、元亨なのですから、そんな腐敗、破滅の中、このままではいけないと目を覚まし、正しく丁寧に修復、立て直し調えていく意欲と努力があるならば、その志は必ず通る筈なのです。この卦は、腐敗してしまった状態をどのように整えていくかということを、父親の失敗を子供が立て直して行くことの喩えを用いて説いています。先甲三日。後甲三日。というのは、三日前に用意をし、三日後には終結するよう迅速に腐敗を取り除くことを表します。甲は十干のはじめで、先立つ三日は辛、後るる三日は丁です。辛=新しいはじまり、丁=丁寧なことを表し、三日前には新しく始まり、三日後は丁寧に腐敗を調えていることが良いとするのです。
運勢としては、内部からジワジワ悪化する時ですから、十分心を配り、禍根は断固として経つ時です。色情問題で身動きが取れなくなる事も。
★全体運:生き方や考え方に自身を無くし、ジレンマに陥る時期です。横道に反れたり迷ったりせず、目標に向かって進む事が大切です。整理整頓をし、立てなおしを図りましょう。
★恋愛運:腐れ縁です。三角関係が生じたり、浮気で二人の関係にひびが入りそうです。身辺整理とつまらない浮気はきれいに清算して下さい。恋人がいないあなたは、不倫の恋の予感がします。
あなたにとって良くない縁が待ってますので今回は冷静に見送った方が賢明ですよ。
★仕事運:二転三転してなかなか上手くまとまらない予感が。煮詰まってますので新風を入れましょう。
マルチ商法は手を引きましょう。
★金運:散財の予感。地道にコツコツが吉。
★健康運:少しずつ病気が悪化する暗示。体調が思わしくなければ早めに病院へ。