
36地火明夷
ちかめいい
明夷。利艱貞。(めいいは、かんていによろし)
夜の卦、暗い意、晦まされる、詐欺、欺く、明知敵視される、中傷される、辛労困難多し、傷つく、正常を失う
光りが閉ざされる、暗くなること、昭かなものが破られること。傷ついた太陽苦難の中で実力を磨く。
前の卦である晋の卦が明知を以って進めば必ず傷つくことに遭うということで、明夷の卦は、明らかなものが破られる、傷つけられるということを表す卦です。この卦は離の明なるものが、坤の地の下に没しています。
或いは、坤で覆われていて中身が見えない真っ暗な象です。(火を土で消してしまう象にも見えますね)そこで、日没、夜の卦とするのです。卦の内には離の文明の徳が、そして外には坤の従順の徳がありますから、このような人であるならば、昏暗の世のにあっても災難を蒙ることはないのです。とはいえ明夷の時はとかく苦難の時で危害を受けやすい時ですから、そのような闇の世界において正しい姿勢を維持しながらも、外からは目立たぬよう、明知を晦まし、その実は正しい志を守る時とを説いているのです。そのことを大象では「君子以って衆にのぞみ、暗きを用いて明らかなり」と述べています。
この卦は明知ある文王が暴君紂王に捕らえられ幽閉された時代の殷周革命についてのお話が盛り込まれていますから、このページだけでは詳しく語り尽くすことができませんので詳細はウィキペディアに手伝って頂きます。^^
(ネットって便利ですね!書籍ではこうはいかないもの^^)興味がおありな方は易経が作成されました殷の終わりから周の始めまでの歴史を知ると、この卦は更に面白く読めるのです。各爻では殷周革命において関わりのあった豪華キャスト@登場人物たちが闇黒の世界においてどう対処したかということを例に説かれています。
運勢的には、自分は才能もあり正しくても、周囲が暗愚で不正な者ばかりですから、傷つけられないように慎ましく黙する時です。愚かなリーダーに悩まされ辛い立場にある時。火難、盗難に注意を要する時でもあります。
★全体運:実力はあるのに地下に埋もれている状態を意味し、苦労ばかりで実りの少ない時期です。
★恋愛運:プライドを傷つけられていませんか?相手は常識が通用しない人。あなたにふさわしい人ではありません。
恋人がいないあなたは、今は縁がありません。あったとしても、騙されたりストーカーされたり、最終的に疲れる恋愛に発展してしまいます。不倫の恋に陥ってしまうと、なかなか抜け出せません。気をつけて。
★仕事運:遣り甲斐を見出せず苦しい時。迷い苦しみが続いてしまいますが、希望を捨てず時を待ちましょう。
★金運:残念ながら全くないです。辛抱の時。
★健康運:弱っています。健康チェックを怠らないように。睡眠不足に注意。