46地風升
ちふうしょう

升。元亨。用見大人。勿恤。南征吉。(しょうはおおいにとおる。もちいてたいじんをみる。うれうるなかれ。なんせいすればきち。)

物事を始める、大坎の似象、昇り進む、急ぐこと不可、協力者要する、足元に用心、時に従い進む、南法へ行くには吉

一歩一歩確実に昇り進むこと。ゆっくり地道にコツコツと。小を積んで大を成す。

升とは、昇りゆくことです。升の上に日を書くと昇という字になりますよね。地の下に芽を出した若木が天を目指して伸びゆく姿を表すのです。雑卦伝は「来らざるなり」といっています。上に昇り進む一方で、戻ってくることはないことをいっているのです。ただし、いくらすくすく伸びるからといって、若芽が1年や2年で立派な大木に成長することはありません。
太い大木となるまで小さなことをコツコツ努力し、積み重ねていくことが大切だということを説いているのです。升の時は昇進、昇給といった喜ばしいことがあるとしますが、一足飛びとは行かず、その兆しが現れ始める時であると見るのが本当でしょう。粘り強い姿勢が大切なのです。また、昇り進むということは、訳もなくそうするのではなく、それを挙げて用いてくれるものがあればこそで、木でいえば地中の養分と、太陽の光熱です。人にたとえれば巽木は小人、太陽は大人。
この大人の力なくして力を蓄えることはできません。それが卦辞の「用いて大人を見る」なのです。そして、「南征すれば吉なり」とありますが、力を得る時には天の恩恵豊かな南の方向へ向かうと良いといっているのです。太陽の恵みと養分たっぷりな大地、文明にして万民が集まる場所です。そこで君子たる者は木が少しずつ成長して大木となるように、小さな善といえども、積み重ねて遂には高大なものとすべきであるというのです。
運勢的には地位の昇進等の気運が近づいていますが、一挙に良くなるわけではありませんので、焦ったり無理をせず、地道にコツコツとが鍵です。途中で投げ出さず、最後まで努力することによって順調な出世を果たします。

★全体運:幸せへの階段を着実に昇っていく前進の時です。無駄に思えても努力を積み重ねると、だんだん芽をだします。根気ある努力が運を伸ばすチャンスです。

★恋愛運:良縁です。まだ始まったばかりの恋愛です。二人の愛をゆっくり育ててください。恋人がいないあなたは消極的にならず長所をアピールして下さい。意中の人は必ず振り向いてくれますよ。

★仕事運:焦らず一歩一歩着実に進んで吉。業績も少しずつ伸びるでしょう。

★金運:コツコツ貯蓄して大金が貯まります。

★健康運:良好です。健康を過信して暴飲暴食は控えましょう。